オリンパス ペンF

比較的更新の遅いこのコーナー。
今日は
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オリンパス ペンF です。
1963年発売。当時ハーフサイズで人気を博していた、
オリンパスの世界初、ハーフサイズ一眼レフです。

ペンFの改良型として
ペンFT(ペンFにTTL露出計内蔵、フィルム巻上げ回数を一回に変更←ペンFは二回。)
ペンFV(ペンFTから内蔵露出計を無くしたもの。)
があります。
ペンFとFTなどではシャッター音が違うらしいです。聞いたことないのでわかりませんが・・・・
ちなみに、ペンFのシャッター音は一般的な「カシャ!」という音ではなくて
どちらかというと「バチン!」って感じですね。

ハーフサイズ一眼レフは世界でこれしかありません。

このボディの特徴はなんと言ってもペンタプリズム
でっぱりが無いことでしょう。

父が使っていたもので長い間押入れに眠っていたのを
自分が掘り出し使おうと思ったのですが、
いざ使ってみると、シャッターが切れなくなるなどの不良があり、
オリンパスに修理に出しましたが修理不能で、
カメラの修理屋さんに出し、修理してもらいました。
今はちゃんと動きます。
(2万円くらいかかった・・・・)

ハーフサイズなので
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ファインダーが縦長です。

ハーフサイズの特徴として、一本のフィルムで二倍の枚数が撮れるので、
たとえば24枚撮りだと48枚撮れます。
フィルムが高かった当時は重宝したとか。
が、実際使ってみるとなかなか撮り終わりません(汗)
カメラの中に長い間フィルムが眠ったまんま・・・・

前にも書きましたが、フィルム巻き上げは二回します。
シャッタースピードはB・1秒から500分の1秒。
最高速の500分の1秒は製造から40年経っているので実際は
300~350分の1秒しかないと修理屋さんに言われました。
シャッタースピードダイヤルは、前方にあります。
巻き上げレーバーは埋め込まれ、すっきりとした上部です。
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レンズは
F,ズイコー38ミリF1,8。
長年ほっとらかしだったので後玉のコーティングが
痛んでしまっています・・・・

シャッターダイヤルに露出計を付けることができます。
シャッターダイヤルと露出計が連動し指針式で絞り値が出ます。
感度設定窓のそばにはASAの表記が。
ペンFに付けるとこうなります。
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いつも、使用するときは下カバーをつけます。
上カバーは父が紛失してしまったようで、ありそうなところ
探しまくりましたがありませんでした・・・・

最近ミラーの部分に拭き傷があることが判明。
ショック・・・・
まぁ、いいか。別に影響ないし。
他にもスレがあったり、塗装が少しはがれていたり・・・・
でも、比較的きれいなので大切に使っていきたいと思います。
鉄道写真・風景写真のコーナーでペンFで撮った写真がこれからも
登場しますよ。40年経っても現役です。

50~90ミリのズームレンズが欲しいと思う今日この頃。
                                      
                                               2009年1月23日加筆